ベストセラー小説「日本沈没」を書いたＳＦ作家の小松左京先生の追悼会が大阪で開催されます。昨年７月２６日に８０歳で亡くなられた小松左京先生が「未来に向けて提起してくださったものは何か」を考えるシンポジュームと映画「さよならジュピター」の上映が行われます。

私がまだ駆け出しのアナウンサーの時代、小松左京事務所があったホテルプラザのメインバーでよくお酒を飲んでおられ、何度かご一緒することがありました。とても豪快でお話も楽しくて、今でも印象に残っています。

この「宇宙の知性と融合したうかれ小松左京に出会う会」は、７月１６日（月曜・祝日）、午後１時から５時まで、大阪・桜橋のサンケイホールブリーゼで開催されます。開会の挨拶は、友人の文化人類学者　石毛直道先生。

第１部は「さよなら小松左京」〜未来に向けて小松左京が提起したもの〜をテーマにしてのシンポジュームです。基調講演は、小樽商科大学教授の澤田芳郎先生です。シンポジュームのコーディネーターは、仏教大学教授の高田公理先生、パネリストは、落語家・桂米朝師匠（予定）、落語家・桂米團治師匠、分子生物学者で医学博士の下村健樹先生、小松左京事務所の乙部順子さんです。小松左京先生とお付き合いの深かった皆さんのお話がとても楽しみです。

第２部は、小松左京先生の制作・原作・脚本・総監督の映画「さよならジュピター」が上映されます。

入場料は、学生　５００円、大人　１０００円です。
お問い合わせは、「リアライズ」ＴＥＬ　０６−６３７２−６９９８
チケットは発売されています。チケットぴあ、ブリーゼチケットセンター、イープラス（パソコン・携帯）、ローソンチケットで取り扱っています。

私も実行委員会に加わり、裏方をするつもりです。今、あらためて小松左京先生の思いを受け止めたいと思います。