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カラーアナリシスとは
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自分に似合う色を見つける
 カラーアナリシスとは色の分析という意味で、カラーアナリストは色の分析者になります。アメリカで生まれた職業ですが、歴史は古いのです。
 1940年代のはじめ、アメリカにカラーアナリストが存在していたのですが、マニュアルもなくて、それぞれのやり方でパーソナルカラーの分析をしていたようです。
 1978年に、世界で初めてカラーアナリシスについてのマニュアルブックが出版されました。著者は、米国カラーミーアシーズン社の創業者バニース・ケントナー女史です。彼女は10年間研究してきたパーソナルカラーの分析についてまとめ、「カラーミーアシーズン」を発表したのです。この本は60万部を超えるベストセラーとなりました。現在では、世界30数カ国に広がり、日本でも日本語訳本が出されています。
 カラーアナリストとカラーコディネータは、同じ職業に思われていますが、違う職業です。
 カラーアナリストは、人の肌質をチェックして、その人が一番元気に見える色グループや、ベストカラーを見つける仕事です。正しく判定できる技術が必要です。
カラーコーデイネーターは、色の調整役という意味です。仕事の範囲は広く、大きく分けて4つの分野があります。1つは、プロダクトデザインで機械生産される工業デザインの分野です。自動車・家電製品・家具などに色彩を提案し開発にかかわれます。2つ目は、ファッションデザインの分野です。衣料を中心としたデザイン分野で、服飾、アクセサリー、化粧品などの色での開発です。3つ目は、スペースデザインです。空間のデザインで、マンションや店舗の色決めや、インテリア、街の景観まで生活空間に関する色彩計画に提案できます。4つ目は、ビジュアルデザインです。グラフィックのデザイン分野で、パッケージ、テレビ関係、コンピューターグラフィックスなど感性が生かされる色彩提案ができます。1995年から、文部省が認定する色彩コーデイネーターの検定試験が始まり、今では文部科学省認定の色彩検定として、受験者は年々急増しています。
 人は似合う色を着ることで、とてもお肌がきめ細かく、健康的に、前向きに見えます。逆に似合わない色を着ていると、本人は元気なのに疲れて見えたり、やる気がないように見えてしまいます。自分の似合う色グループを見つけることで、大きく人の評価が変わることもあります。自分の色をぜひ見つけてください。
左写真は、カラーアナリシス後に渡されるカラーファン。
上から春シーズン、夏シーズン、秋シーズン、冬シーズンで、各シーズンごとに215色あります。



カラーアナリストを目指すかたは
日本カラーミーアシーズンのサイトをご覧ください。
URL:http://www.jcmas.co.jp/index.html