私が“上方文化人川柳の会「相合傘」”に入会させていただいてから１０年近くなりました。この「相合傘」は、平成１１年１１月に故・中田昌秀さん（放送作家でミナミの料亭「暫」のオーナー）が落語家の桂三枝さんに声をかけて発足しました。当初１２人だった会員が、今では８０人以上が参加する会となり、会員の作品集も２０１０年に第六集が発行されています。
私は「言葉」を職業にしていることもあり、川柳を作ることで「言葉」の大切さを感じることができるこの会がとても楽しく勉強にもなっています。また、年齢も職業も違うメンバーと、例会でおしゃべりしながら川柳を考えることで頭のマッサージをしているような気がします。
毎年、大阪ミナミの法善寺で「法善寺横丁祭り」に協賛して“法善寺川柳大会”を開いています。２０１１年８月１１日夕方４時から、大阪千日前の法善寺水掛不動尊前の特設会場で行われます。「相合傘」の会員から、審査委員長は新野新さん、審査委員に成瀬國晴さん・古川嘉一郎さん・桂福団治さんで、司会進行は旭堂南陵さんがつとめられます。「川柳大会が終了すると、平川幸男さんの演歌が楽しめる“平川幸男ショー”と、桂福団治さん率いる関西演芸協会の“法善寺まつり寄席”があります。どなたでも参加できますので、暑さを吹き飛ばす「法善寺横丁祭りにお越しください。
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